これまでもいくつかのダイエット法(深温ダイエットや韓方)を紹介してきたが、
今回はハイパーナイフについて書いてみようと思う。
過去のダイエット関連記事はこちら↓
ぜひ合わせてお読みください。
前に書いた深温ダイエットの次にやったのが、ハイパーナイフである。
私は絵にかいたような洋ナシ型のぽっちゃりで、
ダイエットをして体重が減っても上半身から肉が落ち顔とか胸が貧相になるわりに下半身のお肉と脂肪たちはご健在なのである。
脚痩せ筋トレやストレッチをしてもそう簡単には痩せない。
なぜかというと、
そう、
諸悪の根源、すべての原因は、
小学生くらいから“セルライト”という言葉を知っており、
腕や足をムニッとひねったりすると、ぼこぼこっとした脂肪が浮いて見えた。
という魔の無限ループをぐるぐるしながら生きて早二十数年。
もはやセルフケアでは絶対にどうにもならないご立派なセルライトの鎧が完成した。
セルライト撃退のためにはどうするのがいいのか。
仕事に余裕が出て時間とお金が少し自由になったときに、いろいろ調べた。
すると、ハイパーナイフがいいという。
もっと調べるとハイパーナイフの効果には諸説あるようだが。
名前のごとく脂肪をナイフでそぎ落とすようなイメージである。
もちろん物理的に削ぐわけではないが。(当たり前)
ハイパーナイフとは?
簡単に説明しておこうと思う。
ハイパーナイフは一般にラジオ波と呼ばれる施術マシンの一機種名。
『ナイフのように脂肪を切り落とす』というのが名前の由来だそう。
医療機器だったものを一般向けに出力を調整したことで、痩身エステでも利用されるように。
ハイパーナイフは高周波の電磁波を利用して脂肪細胞を振動させることで熱を発生させ、その熱によって冷えて固まった脂肪を温めて燃焼しやすくしたり、体温を上昇させて代謝を良くしたりする。
身体を温めると同時に、特殊なヘッドの形状で脂肪やセルライトをもみほぐし、老廃物や柔らかくなった脂肪の排出を促進する。
家から通えて、口コミのいいサロンに新規限定クーポンで予約。
1回目、
体重やスリーサイズならぬ6サイズくらいを測られる。
↓
施術部位を選んで実際にやってもらう。
その時は3部位選べたので、サロンのお姉さんの助言も聞きつつ、脚の前側+脚の後側×2という風にしてもらった。
ハイパーナイフをあてられているときはじんわり温かくて気持ちいい。
多分爆睡した。
1部位10分くらいやってもらった。
↓
それと骨盤矯正とEMSのセットである。
施術後に再測定したところ、体重とか各部位のサイズが少しずつダウンしていた。
その日に契約すると入会費?が無料になるというので(あるあるな商法)、
まんまと乗せられて契約してしまった。
契約後のコースが始まる回から食事管理についても教えてもらえる。
コースの料金に酵素ドリンクを乳酸菌パウダーが含まれていたので、それらを初回に渡される。
糖質をかなり気にするタイプの管理法だったので、後で考えてみればちょっと健康的には悪かったかもしれない。
覚えている限りで書くと、
「初めの2週間が勝負なので、炭水化物は一切断ってください。」
くらいの勢いで言われた気がする。
少なくともご飯の主食になる米、パン、麺類などわかりやすい炭水化物は控える(というよりは食べない?)ように指導された。
朝は酵素ドリンクに置き換えで、他には食べない。
昼はこういうもの中心に、夜はこういうもの中心に…と言った具合である。
こういうもののところは忘れてしまった。(←)
野菜とか果物とか肉や魚などのたんぱく質系のことを言われた気がする。
とにかく、炭水化物を抜くことと、朝の酵素ドリンク置き換えという印象が強すぎて他の記憶はぼやぼやである。
レコーディングダイエットの要領で、朝昼晩食べた物を記録する紙をもらう。
できる範囲で書けばよいとのことで、私はこういうことが好きなので、なるべく細かい材料も書いた。
でも、さすがにグラム数(やカロリー)まではやっていない。
糖質制限ダイエットは生理不順になったりするというが、タイミング的に絶対これのせいだとは言い切れないものの、私も例にもれず、生理不順になった。
※このころマッチングアプリで婚活に積極的に励んでいたため、それがかなり大きなストレスで、糖質制限とストレスのダブルパンチが原因であると思ってはいる。
そんなこんなで、説明を受け、コース開始1回目を終えた。
そのあと(2~15回目)は、だいたい1,2週間おきに通い、
毎回、
・体重等測定
・ハイパーナイフ3部位(途中から1回2部位にして通う期間を延ばした)
・骨盤矯正
・EMS
を受け、
・食事の記録表を見せ、ちょこっとアドバイスをもらう
という感じで進んでいった。
最初の2週間は、糖質も厳しく制限したので、結構体重が落ちた。
途中停滞期があったりもした。
始める前と最後を比べると、
56.2キロ(8月中旬)→53.2キロ(翌年1月中旬)
途中10月中旬(開始2か月後)に51.8キロ
最終的には-3キロという結果で終了。
BMI的には標準値内で推移。
期間内ではMAX-4.4キロ
お試し回から数えると、1回の部位数減らして通う期間を延ばすなどしながら、
全17回で約5か月
通っての結果である。
コース最終回にビフォーアフターで写真を撮ってくれてプリントして見せてくれるのだけど、正直ぱっと見あんまり変化はわからず(笑)
全体的に気持----ちシュッとしたかな?……な?
くらい。
わずかながら変化を見て取れるところしては、ふくらはぎの真ん中より下と足首あたりがスッキリしたなということ。
というのも、自覚なしの冷え性らしく、かなりむくみやすい体質だったようで。
脂肪つく→脂肪が冷える→脂肪が落ちにくい(燃焼されにくい)→脂肪がさらにつく→冷える…
の負のループを、ハイパーナイフで脂肪分解することによって、ちょっと断ち切れたような気がしている。
あとは、スキニーをはいたときに、前よりもちょっと余裕があるな。と感じたりということである。
調子がいい日(←)は鏡に映った自分を見て、「細っっ!」(自己肯定感爆上げ活動)と思ったりはした。
ただ、下半身太りに悩み続けてきた身としては、ここまで積み上げてきてしまったものは大きいのだなという印象。
結局短めのスパンでそこそこの長期間継続しないと悩み解決は難しいようである。
長期間続けるには、私の経済力では限界であった……。
ただ、一定の効果があることがわかったので、この先どうしても「脚痩せしたいいっっ!!!」と超切実な思いを抱くようになったら、またお世話になるかもしれない。
そして、この通っていたころから1年半ほど経った今では55キロ台がデフォというところまで、戻ってしまった。
が、健康を害さない程度に自分なりに体型維持(ハードルかなり低め)ができているので、いいとしよう。
しかし、ダイエットは永遠☆
常日頃からダイエットということは頭の中にある。
それが普通になってしまったので、ストレスを強く感じることもなく、生理不順も治療のかいあり完治し、ぼちぼちやっているというところである。
しかも、自分に甘めに。
でもでも(←うるさい)、やっぱりゆるい脚痩せ欲はあるので、ホームケア用のキャビテーションマシンを買った。
マシンと言ってもハンディタイプでコンパクト、出力ももちろん家庭用なので弱め。
気休め程度にしかならないだろうが、万年ダイエッターのキーワードは
“気休め”&“自己満”
なので、このマシンでときどきボディケアをしている。
効果はやった後に、お肉(脂肪?)が柔らかくなったな~と感じる程度で、減量まではまだまだ遠い。
これからもダイエットの追究は続く。