最近夜散歩にハマっている。
ハマっていると言ってもまだここ1か月で5回くらいしかしてないのだが。
というのも、土日&天気のいい日限定な上、少し前までは夜なんだか暑くて行く気にならず、、、最近ようやく秋のちょうどいい気候になってきて始めたからだ。
回数のことはまあどうでもいいのだが、、、
だいたい40分くらい歩こうかな~と思って歩き始める。
町内をぐるーッと回るルートにしろ、大き目の道をずーっとまっすぐ行って帰ってくるにしろ折り返し地点がある。
「あの辺まで行って折り返そうかな~」
と思いながら歩いていき、その“あの辺”に差し掛かると、
「いや~まだ帰りたくないな~もうちょっと先まで歩きたいな~」
という気持ちに駆られ、
折り返し地点を逃しに逃して、
「さすがにちょっと疲れてきた気がする、、、」
と思う頃になってようやく折り返してくることになる。
すると予定していた時間の1.5倍以上歩いてしまう。
40分くらいかな~と思っている日は1時間。
1時間くらいかな~と思っている日は1時間半。
できるだけ途中で時計を見ないという地味なルールを作っている(というか、時間を気にしていないだけ)ので、家に帰りついて、え!!こんな時間経ってたの!と毎回驚くことになる。
なぜ、なかなか折り返せない症候群なのか。
これは漠然とだが、
「このままこの闇の中に吸い込まれてどこかに行ってしまいたいワ~」
と思うからである。
※死にたいみたいなことでは決してありませんのでご心配なく。
音楽を聴きながらノリノリで歩いている時間もあるのだが、
音楽を聴くことを忘れていろいろな思いにふけってしまう時間もかなりある。
夜の散歩で浮かんでくる考えと言えば、
将来のこと、仕事のこと、結婚のこと、、、
友達はああ言っていたけどな~
両親は確実に歳をとっていっているんだよな~
どうしようかな~
やだな~
あれもやだな~
これもやだな~
ぜんぶやだな~
こんな風に考えてるのもめんどくさいしな~
正解があるわけでもないしな~
もうやめたいな~
なんて頭の中でぐるぐるぐるぐる、、、
一応もう一度言っておくが、死にたいということでは決してない。
私はこの上ないめんどくさがりだ。
しかし、30歳すぎは人生の重大な選択を迫られる時期であって、
現状維持するにしろ、別ルートに変えるにしろ“選択”をしなければならない。
ここでの選択によって後の人生が結構変わってくる。
その選択をするにはいろいろ考えなければならない。
開き直って「なるようになるさ!」と思っても、心のどこかでは「どうしよ…これでいいのかな…」とぐだぐだ考えてしまったり、
成り行きに任せるにしろそれはそれで覚悟が必要になる。
そんな日々を過ごしていると、
「なんで人間はこうも思考してしまう生き物なのだろうか……」
という哲学的な疑問にまで発展してしまい、
「ああもう!闇に吸い込まれて、強制終了してくれ!」と思うのである。
こうは書いたが、「!!」と付くほどに衝動的な激しい気持ちではなく、
「ああ~吸い込まれないかな~~~」くらいなのだが。
そしてさらに私の家は平凡な田舎の住宅街にあるので、街灯がそこまでたくさんあるわけでもなく、かなりの暗闇という場所が多い。(あと鳥目)
すると、先があまり見えず、どこまででもいけるような気がしてくるのである。
なぞの強気が発動する。
時空を超えられるんじゃないかとか突飛なことまで考えてしまうほどの。
共感してくださるかたいらっしゃらないだろうか。
それもこれも寒くなって暗くなっていく秋という季節がそうさせるのかもしれないナ(←)