最近ふと、気づいた。
気づいてしまった。
自分がハンドクリームを手のひらから塗っていることを。
それがなんだという人もいれば、ありえないという人もいるだろう。
どっちにしたってどうでもいい話であることに変わりはないが。
私は幼いころからあかぎれ少女で、冬になると手の甲がひび割れて血がにじんでいるような子供であった。
ハンドクリームはベタベタするので好きではなかったが、親に言われたかイヤイヤ塗っていた。
その時はチューブから直接手の甲にクリームを出して、両手の甲同士で塗り広げてなじませていた。
なぜかと言えば、手のひらの方にクリームが付くとぬるぬるする感触が嫌だし、触ったものすべてがベタベタになってしまうという認識があったからだ。
しかし、最近(今思い返せば5年くらい前から?)は、もっぱら手のひらにクリームを塗りこむようになった。
手のひらの水分が蒸発し始めて久しいが、20代後半になってからは手のひらがカサカサというかガサガサになって、自分がもてる水分では当然ながらどうにもならず。
さらに30代に入り、冬場は手洗い、食器洗い、職業柄の手荒れにより、指先がささくれ立つようになった。
爪の両脇のささくれは昔からだが、とうとう指の腹、ひいては手のひら全体までささくれ(というのか謎だが)の状態になってきた。
もうこれは…どうしようもない。
とりあえず、
手洗いは冷たい水でしてしっかりタオルで水を吸い取る。
食器を洗うときにはゴム手袋を装着。
など気を付けるようになったものの、、、それだけでは抗えない最強のガサガサ。
というわけで、手のひらにハンドクリームを塗るなんて発想が1ミリもなかったころからは考えられない状況となっている。
それでも手の甲・手のひらの乾燥が止まらないので、次なる一手は日中用の保湿(シルクまたは綿100%)の手袋である。
何回も検索はしているがまだ買うに至ってはいない。
職場で昼間からそんな手袋をしていたら、「こいつどんだけ手に気遣ってんだよ」と思われそう(ただの被害妄想)なので、まだ実践してみる勇気は出ない。
しかし、首と手は特に年齢が出やすい場所である。
やはり女たるものいつまでも若くいたい。
”女たるもの”なんて言ったらなんか物言いがつきそうではあるが、私はやはりあくまでも女としてキレイでありたいし、そのためにアンチエイジングであの手この手を尽くしているということである。
はあ、、、もうちょっとでいいから自力で潤いを保てないものだろうか。
まあ、この先乾燥度合いがひどくなることはあったとしても、潤いが戻ってくることはないだろうから、やっぱりできることはそこそこいい感じのハンドクリームをこまめに塗ることである。
いつもでも若々しく!