ussamのつぶやきダイアリー

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雨女決定?【長崎は今日も雨☆一人旅】

 

これまで自分のことを「ひょっとして雨女かもな?」と思っていた。

 

というのも、友達や家族との旅行、また、一人旅もしかり、旅行一週間前くらいから旅行先の天気予報をチェックし始めるのだが、だいたい不安要素ありありなのである。

 

雨予報からの重めの曇り予報からのどうにか持ちこたえそうか?という軽めの曇り予報だったり、「今回はいけそう!」という結構完璧な晴れ予想からの出発3日前に台風発生など。

 

友達と旅行に行くときにはその友達たちが晴れ運を持っているためか、なんだかんだ雨に降られなくてよかったねという場合が多い。

(北海道旅行に行ったときに台風がまさかの北海道直撃したのは忘れたことにしよう)

 

 

しかし、

つい最近一人旅をした。

 

ここで自分の運のなさ=雨女を実感することとなった。

 

 

行き先は長崎である。

 

私は軍艦島が朽ち果てる前に一回は上陸してみたい!という強い気持ちからこの旅行先を選んだ。

調べてみると、軍艦島ツアーの上陸できる率は年間通して50%(あやふやです)くらい。さらに出航できない日もざらにあるという。

知床半島の事故があったので、さらに慎重になっていることだろうと思っていたので、自分も上陸はできないかもしれないな~と一応覚悟はしていた。

 

旅行の1週間前くらいから毎日ツアーの運行状況を天気と見比べながらチェックし、このくらいの風なら出航できるんだな、上陸できるんだなと分析した。

 

しかし、その頃から暗雲は立ち込め始めた。

 

 

なんと、私が乗船する日が雨の予報になっているではないか!!

 

そして、出発4日前くらいになると雪予報に変わった。

 

ニュースでは記録的な大寒波がやってくると騒ぎはじめ、雪国の立ち往生などに注意するよう呼びかけられている。

 

 

「えーーー……、なんで今なの、、、」

 

という思いと、

 

「いや、こういうことは杞憂に終わることも多いんだよね☆」

「4日くらあれば予報が変わる可能性は十分あるし!」

 

と何の根拠もないままに自分を励まし始める始末。

 

 

 

結果はというと、

1日目:雨

2日目:まさかの青空からのくもり・雨からの雪

3日目:雪からのくもりからの晴れ

 

 

はい、負けました。

 

 


旅行で何が一番楽しかったか、と聞かれたら、

ホテルの大画面の高画質のテレビでネットフリックスを見たこと☆

と答えよう。

 

 

1日目は夕方前くらい着だったので夜ご飯を食べるくらいの予定しかなく、天気はさほど気にしていなかったのだが、

 

 

2日目、今回のメインイベント・軍艦島ツアー。

お察しのことだろう。

もちろん出航せず。

 

珍しく前日時点で知らされていた。諦めるの早いよう!(すいません)

 

Yahoo!天気などで見ると天気も悪いし風も強めだし無理だろうと予想していたので、かなり残念ではあったが、やっぱりなと悟りきった気持ちであった。

 

皮肉なのは当日朝起きたら、振るはずの雨はまだ降り始めておらず、なんなら快晴とも言える青々とした空が見えていたことだ。

結局時間が過ぎるにつれてどんどん崩れていったのだが、朝の時点でまさかやっぱり出航できるとかワンチャン……?と無駄な期待をしてしまったくらいであった。

 

本来の予定では午前中に軍艦島ツアーをして、午後に佐世保の方に行こうと考えていたので、予定前倒しで午前から佐世保方面に行くことにしたが、、、。

 

展望台(小高い丘)から眺めようと思っていた九十九島の絶景もどうせくもっていてけむっぽい海か山かわからない景色しか見れないだろうし、

 

それじゃあレンタカーのほうが身動きとりやすいかなと思ってはみたものの直前すぎて借りられず断念&心が折れたというか投げやりな気持ちになり。

 

 

私は何をするために長崎に来たのだろう、、、

と泣きたい気持ちを通り越して虚しさを感じるのであった。

 

そんな中でも、最後の気力を振り絞って観光にいそしんだ。

佐世保バーガーを食べた。

・水族館に行った。

 

以上。

 

 

せっかく中距離バスに乗って佐世保まで行ったのに、それだけ?と思うかもしれないが、褒めてほしい。


なんせ一人旅で気持ちが折れかけていたところからの、バーガーと水族館である。

 

佐世保バーガーは期待以上でも以下でもない味で、「まあまあ、うん。」という感じであった。

 

が!

水族館は期待以上であった。

 

こぢんまりとした規模の水族館という前情報だったのでそこまで期待はしていなかったのだが、

私が水族館で一番好きな“鰯の大群”が見れたし(←)、

小規模ながらアットホームなほっこりする感じの雰囲気で楽しめたし、

何よりイルカショー癒されて「あ~きてよかった」と思った。

 

イルカショーを見たのは10年以上ぶりだったが、イルカのヒーリング効果はとてつもないなと感じた。

簡単な技が多かったし、プール自体結構小さめだったのでダイナミックさみたいなものはあまりないのだが、イルカが手(ひれ)を振りながら半身で泳いでるのを見るだけでも、「かわいい~~」となり、

イルカが体半分を水面から出すというだけの技も「かわいい~~」となり、

イルカの「みーぎっ、ひだりっ」という横揺れに合わせて、観客も両手を掲げて「みーぎっ、ひだりっ」とやっているときは「しあわせ~~~」と思った。

 

他の観客はカップルか家族連れであり、水除のビニールシートを何人かでシェアしていたり、飼育員さんの掛け声にも楽しそうに乗っていた。

その傍ら、結構いい席で私は一人ビニールシートを独占し、イルカの水しぶきで濡れそうになるたび小声で「うわっ」と言っていたり、飼育員さんの掛け声には堂々と声で答えられない代わりに一生懸命手を振ったり横揺れしたりした。

そして、イルカのかわいさに一人でにやにやしていた。

 

思い返せばシュールである。

 

でも、このイルカショーの時間は天気に恵まれず荒みかけた私の心の平安を一時的にでも取り戻させてくれた。

 

そのおかげと言ってはなんだが、その夜は居酒屋に行くところまでがんばることができた。

 

 

ただ、ここで天気の心配は終わりではなかった。

むしろここからが本番とであったのかもしれない。

 

夜テレビを見ているとしきりに雪情報が騒がれていて、「交通機関大混乱の予想」ということだったので、明日飛行機飛ぶのかなと心配になり、飛ばなかった場合の対処の方法などを入念に調べてから眠りについた。

 

そして、運命の最終日。

朝起きたら雪は降っていなかった('ω')

 

が、

積もっていた。(ちーーーん)

 

恐る恐るフライト情報を調べてみると、思いのほか通常通り運航していた。

安心したのもつかの間、、、ちょっと待てよ。道路にこれだけ雪が積もっているということは?と空港までのバス情報を開くと…

 

 

「運行見合わせ」

 

\(^o^)/

 

 

ちょっとパニックになり3人くらいにラインしてしまった。

 

だいぶ取り乱し、他の交通手段はないのか、もう鉄道で帰った方がいいのかなど情報収集をし始めたのだが、1分くらいスマホとにらめっこした後、

正常な判断力を失っていることだけは認識できたので、一旦落ち着くことにした。(←強くない?)


私の乗る便は夕方なので、気持ちを切り替え(現実逃避とも言う)、それまでに運転再開することを祈り、観光に集中することにした。

 


坂の街長崎の坂道に疲れながらも、おしゃれカフェでモーニングを食べ、レトロな街並みを楽しみつつ洋館を巡り、大浦天主堂に行き、これでもう十分堪能したかなと思いつつも、ダメ押しで県立美術館にも行った。

 

充実ぶりに満足した。

 

 

よし、ちょうどいい時間になってきたし、もうやりたいこともないし、あとは空港に向かうだけ!


ということでバスの運行状況を調べたところ、昼過ぎに再開して今は通常通りになっているとのことで一安心。

念のために余裕を持って空港に着けるように早めのバスに乗った。

バスは遅延することもなく時間通り空港に到着。

 

 

チェックインカウンターに行くと、

「お客様がお乗りになる便の機体が羽田を出発してこちらに向かっているが天候不良で羽田に引き返す可能性のある条件付き運航になっております。」

 

 

「ん?つまり?帰れないかもしれないということ?ん?」

 

とまたまた一瞬間のうちに頭大混乱。

 

しかし、続きがあり、

「もしよろしければ1本前の便に振り替えさせていただいてもよろしいでしょうか。」

ということだったので、

 

「はいよろこんで!むりろうれしいです!」くらいのノリで

「はい!!!」と食い気味にいい返事をした。

 

 

無事1本早い飛行機に乗り、羽田まで帰り着いた。

 

 

ただ少々悔やまれることがあるとすれば、

保安検査締め切りと搭乗時刻までの時間がまったく余裕がなく、おみやげを超特急で買ったがために自分のお土産を買い忘れたことくらいである。

 

 

そんなこんなで久々一人旅、しかも結構な遠出で自分の運命を呪ったのでした。

 

でも晴れ女になる方法ってないんだよね。

努力のしようがないのがやりきれないんだな。

日頃の行いを正すことくらいしかできないな。

 

 

 

次の旅行は絶対絶対晴れますように。