2020年を振り返る。
2020(ニーゼロニーゼロ)がこんな年になるとは…
誰も予想できなかっただろう。
2020の響きは東京オリンピックを象徴するものだったし、
2020という並びはちょっと特別でいい年になるかなと期待した人が多かったのではないだろうか。
私もその一人だ。
と、書き始めてみたけれど、おかげ様で私はそこまで鬱々とした気持ちに飲み込まれずこの1年を過ごせたような気がする。
もちろん、予定していた旅行が取りやめになったり(3つも)、
どこに行くにも気を遣わなけれなならなかったり、
今年こそ!と意気込んでいた海外には行けなかったり、
友達にもほとんど会えなかったり(仲いい子はみんな首都圏住み)、
と、気分が下がることややるせない気持ちになることはやっぱりたくさんあった。
しかし、悪いことばかりではなかった。
一応、言っておくと、この先のよかったことというのは、
「もちろんコロナが流行しないほうがよかった」という大前提ありきの思いである。
では、こんなコロナ禍でもまあよかったと思えること。
・職場の異動の時期(今年の4月)と重なったことにより、スロースタートが切れた。
幸い、職場の稼働率が落ちても給料に影響がない業種なので、異動後の新しい環境に適応するタイミングでゆったりとした時間が持てたことが心の余裕につながった。
・引きこもっていても自己嫌悪に陥らない。
もともとアウトドアなタイプではないので、家に引きこもって一人遊びするのは得意なほうだ。ただ、何でもないときにずっと家にいると時間を無駄にしてしまった感や充実してない感に襲われることがある。しかし、今年はステイホームが叫ばれむしろ家に引きこもることが推奨されていたので、自分の家好き(一人好き)を肯定できた。
・人と会うことの大切さを知った。
本当の友達やずっとつながっていくはずの人たちとは、コロナがあろうがなんだろうが縁が切れたりしないかもしれないが、そこまでの強い絆は今はないけれど仲良くしたいなというくらいの人たちとは実際に会う約束を作らないと距離が遠くなってしまう。
連絡をまめに(頻度は人によるが)すること、できれば会ってランチしたり飲みに行ったりすること(1年に1回でも)はとても大切だと思った。
・時間の大切さを知った。
ある意味自分のために使える時間が増えた年であった。そんな中で、その有り余る時間をどう使うかをけっこう考えた。正解はわからないし、正解なんてそもそもないのかもしれないが、考えてやってみることが大切だと思った。
やろうかな~どうしようかな~と思っている間に時間はどんどん過ぎていく。あとで振り返ってみると、なんでもっと早く始めなかったんだろう、予約をとってしまえば案外とんとん拍子に進むものだな~、一旦始めちゃえば習慣化していくものだな~なんて感じて、「やってみたもん勝ち」「始めたもん勝ち」だなと。
時間がないとき(忙しい時)のほうが、仕事以外のこともはかどったりするのはあるあるだけれど、せっかく時間に余裕があるのならちょっと勇気を出したり重い腰を上げたりして、自分にとっていいことに時間を使えたらすてきだなと思ったのでした。
あ、でも、無理は禁物。自分に課すことが多くなると、趣味が義務になってしまって苦痛になる。すると、ストレスが溜まってイライラして焦燥感に駆られて。で、もっとがんばらなきゃ!と思ってどんどん「自分がやりたいこと」が「やらなければならないこと」になっていってしまって、…と悪循環に陥ってしまう。
これも自分の経験から分かったこと。
バランスって難しいなとも思いました。
今年1年を振り返ろうと思っていたら、コロナ禍で思ったこと(抽象的で読みづらい話)でこんな文字数を稼いでしまったので、1年の振り返りは次の記事に回すことにします。
では、続く~