仕事柄、年度末はゆとりが生まれる。
多くの仕事で年度末は忙しくなる傾向にあるようであるが、私の仕事は年度末は少し余裕ができる。
所々でバタバタはするが、頑張らなきゃいけないことはもう特になく、気持ち的には今年度がもう終わったような感じである。
その期間の働きを、名付けて「消化試合」と呼ぶ。
完全に気が抜けており、やる気も起きない。
次年度に向けての準備などすることがあるといえばあるが、「今急いで無理やりやるほどのことでもないしな~」と思ってしまう。
自分は計画性のある人間だという自負はあるが、やっぱり根底では期限に追われないとスイッチが入らないという性質があるようだ。
「あのとき、もっと仕事を進めておけばよかった!!」と後悔したことは何度もあるが、そのたびに、「いや、早めにやっておいてもどうせ期限直前に見直して大幅変更したりするんだから、これはこれでいいタイミングで始めたんだ」と自分に甘々な解釈をしてしまうため、学習しない。
それにしても春という季節は、そわそわする。
いい意味でも悪い意味でも。
何かが終わり何かが始まるということを否応なしに感じさせる何とも言えない独特なにおい。
花のにおい?お日様のにおい?わからないが、あの春のにおいは心を不安定にさせる。
いい意味では、やっぱり年度が変われば異動があったりして、新しい人間関係が生まれたり、職場の雰囲気が少し変わっていい刺激になる。
悪い意味では、「また昨年度と大差ない1年が始まってしまう…」という憂鬱さに襲われる。
「このままでいいのか」
「また同じ一年を過ごしながら独り身のまま一つ年を取っていくのだろうか。つら。」
と情緒不安定MAX状態に陥る。
なんとも…
“新しく始まる”ということは、めんどくさい。
前年度と変わらない一年だとしても新しく始まるのはめんどくさい。
こんな風に書いてる自分にもうんざりだし、だから成長がないんだよとも思うが、
生粋のめんどくさがりの私がそう感じてしまうことはだれにも止められない(←何)。
何がめんどくさいのか、どのようにめんどくさいのか、
説明できない。
けど、ひたすら頭の中で「あ~めんどくせっ」とループしている感じである。
よくないよくない。
この消化試合期間は春の到来により不安定な気持ちになることはなるのだが、暇な時期ということである意味ノンストレスで過ごせる。
だから、自分のしたいことを思うままにしようと、ちょっと浮ついた気持ちにもなる。
ただ、きっと3月の下旬に突入すると、次年度が始まってしまう…だる…と毎2時間に1回くらいは思いネガティブ思考が勝ってしまうのだろう。(しつこい)
はあ、異動でいい出会いあるといいな。(←唐突)
「未婚のイケメン(じゃなくてもいい)で結婚向きの優しい人来ないかな。」
と思う自分に、
「こいつ…異動による出会い(6連敗中)にまだ夢見てんのか」
というノリ突っ込みをして、どうでもいいこのつぶやきを終わりにしたいと思う。
では。