“メンヘラ”という言葉はいつできたのだろうか。
私の中の解釈では、“メンヘラ”は
“精神的に不安定で依存しがちな人。特に恋愛において。
さらにかまちょ。”
という認識なのだが、合っているのだろうか。
まあ、大きく外れてはいないだろう。
私はこういう人のことを聞くたびに
自分はサバサバ中のサバサバだし、
嫌なことがあって落ち込むことがあっても長くて3日くらいで忘れてしまうほどだし、
メンヘラ状態には絶対絶対ならないな。
と思っていた。
そのうえ、メンヘラな人たちにあきれる気持ちが多少なりともあった。
普段は彼氏のようなイケメンタル(死語?w)な女友達が、男がらみのことになると情緒不安定になるのを見て、まったくしょうがないな~と思ってもいた。
しかし、自分の中にもメンヘラのポテンシャルがあることに最近気づいた。
それはひとえに人生で初めてしっかり(←)彼氏ができたからである。
日々彼氏に対して小さいことでイライラすることはあるものの、
「まあどうでもいいか」とすぐ忘れてしまうか、「こういうところが嫌」とはっきり言って直してもらうかしていたので、
やっぱり自分メンタル安定だな~と思っていたのだが、
付き合いだして一緒にいる延べ時間が長くなってくると、
流してもいいような…でも結婚まで考えているとすればそのままにするのはよくないような問題というのが生じてくる。
それらの感情を総じていうと
「なんでわかってくれないの!」
である。
ヒステリックに叫ぶほどの強い感情ではないが、
例えば、、、
「これはいい?」と彼氏が確認してくるのに対して、「うん、まあいいよ。」という私的には許可の意図を示す返事をしたのに「まあ」という部分で引っかかったのかそのまま気を遣われたり「怒ってる?」と聞かれたり。
「あのドラマ見てた?(視聴率が高かった過去のドラマ)」「見てない、そういう系興味ないもん」「ばか、お前、あれは絶対見るべきだよ」という会話中の
「ばか、お前」
に「(ん?)」となった。
本当にごく軽ーーいノリで言っているので私のことを「ばか」という言いたいのではないことくらいはわかる。
しかし、もう30歳をすぎた男女間で「ばか」という言葉は交わされていいのだろうか。関係性によってはあり寄りのありかもしれない。ドラマとかで見たら多分何とも思わないかもしれない。
しかし、少々お酒が入っている状態とはいえ、私と彼氏の関係性で「ばか、お前」と言われるのは本当にいただけない。(ひとえに私のプライドが高いため)
でもその時は特に何も言わず流してしまって勝手に一人でもやもやしていた。
ということがあったり。
スキンシップの頻度というか度合いというか、そういうことに関して、
どっちかというと私はスキンシップがそんなに好きではないので、「手をつなぎたくない」とか、「外では絶対キスしてくれるな」とか、「膝枕が重い」とかさんざん言ってきて(こう書いてみると私ひどいな←)、だいたい要望通りにしてくれているのだが、
「今はいいよ♡」という心持ちのときに謎に遠慮されたり、
「今はだるいな」というときにベタベタしてきたりと、
地味ーーにそのへんが合わない。
ちゃんと話しながらすり合わせをしていくのが大事とも言われるが、その都度言い過ぎると存在を拒絶しているみたいでさすがにかわいそうかなという気持ちもあり、もやもやしたまま流されていることもある。
書いていて自分は相当めんどくさいやつだな、、、と思う。
彼氏の前で、ヒステリックに怒ったり泣いたりということはまったくしないので、メンヘラ認定は自分ではしないでおくが、
うん、、、自分の心の底にひっそりと潜んでいるメンヘラちゃんの存在を感じずにはいられない。
結構、四六時中というか起きている間の6割くらいの時間彼氏のことが頭にちらついてしまうのだが(愚痴的なイライラのみならず、楽しかったなという記憶もいろいろ)、普通こんなものなのでしょうか。
付き合う前までのイメージでは、もっとクールでドライにいるつもりだったのに、ごちゃごちゃだらだらと考えてしまう。
そんな自分がだるい。
「こんなにあなたのことを考えてるんだよ!」っていうこともわかってほしい(ような逆に隠したいような)と思う私はやっぱりメンヘラ予備軍ですね。
あーもうやだ。