ussamのつぶやきダイアリー

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オレンジデイズ~エモすぎて泣いた~

この題名に反応したのは90年代前半生まれくらいの方々ではないだろうか。

 

そう、2004年4~6月クールで放送されていた北川悦吏子脚本の「オレンジデイズ」。

妻夫木聡柴咲コウ主演、簡単なあらすじを引用↓

 

どこにでもいそうな大学4年生・結城櫂(妻夫木聡) と、病気で4年前に聴覚を失ったことにより心の扉を閉じてしまった女の子・萩尾沙絵柴咲コウ)のラブ・ストーリーを軸に展開される、大学の卒業を1年後に控えた5人の若者の青春ドラマである。

貼り付け元  <https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%87%E3%82%A4%E3%82%BA> 

 

もう1回見てみたいな~と思っていたところ、ディズニープラスで見られるようになっていたので、興奮しながらさっそく視聴してみた。

 

ここ10年ぐらい日本のドラマより断然韓国ドラマにはまっている私であるが、オレンジデイズを見出したら止まらなくなってしまい、毎週視聴している韓国ドラマそっちのけで最終回まで早々に完走してしまった。

 

最近「silent」というドラマがかなり流行っていて、それが聴覚障害者を描いた作品だから、その流れに乗じてオレンジデイズも配信し始めたのかなと思ったり…

 

 


オレンジデイズを見ていて思ったのが、もう何よりも

 

 

エモい。

 

エモすぎる。

 

エモいという言葉表現すると一気に安っぽい感じになってしまうが、なんというかあの時代の空気を思い出すというか、胸がぎゅーーーーっっとなるというか、

 

 

楽しかったな

もっと楽しみたかったな

友達に会いたいな

切ないな

うまくいかないもんだな

どうしてそんなこと言っちゃうの!

素直になれないよな

大学時代よかったな

くるしいな

仲間っていいな

家族っていいな

恋っていいな

うらやましいな

 

そんな思いがバ―――っと次から次へとあふれ出してくる。

 

 

さすが、北川悦吏子様と言えばそれまでだが、

脚本がやっぱりいい。

 

今までにない革新的なストーリーというわけではない。

聴覚障害者が物語の中心にはいるが、どこか親しみの湧く登場人物たちが、多くの人が経験するであろう大学生活を送っていて、その中で楽しいこと、うれしいこと、苦しいこと、やりきれないことを経験していく。

 

登場人物を近い存在に感じて一緒に喜んだり悲しんだり怒ったり、いつの間にかドラマの世界に没入している。

 

本当に見てみてほしい。

ストーリーについての感想は自分は述べきれないので書かないが(←)

 

 


そもそも、私がこの2004年のドラマを2022年に改めて見て感じたことをちょっとだけ書こうと思って、この記事を書き始めたのだ。

 

なのでここからが本題。

 

 

オレンジデイズを見てみて思ったこと、

時代は変わったな~ということ。

 

 

まず、驚いたのが喫煙シーンの多さ。

 

ヤ○ザものとかの映画などでは今も喫煙シーンは普通にあると思うが、
恋愛青春ドラマでこんなにタバコ吸う?っていうくらいみんなそこかしこでタバコを吸っている。

大学構内にもかなりの数の喫煙所があるし、飲食店でも喫煙しているシーンが普通に出てくる。

 

あんなイケメンで優しい主人公にタバコ吸わせるんだ~と思いつつ、あ、この時代は大学生がタバコを吸うのは当たり前だという意識が人々の中にあったということか、と思ったりもした。

 

ある意味新鮮である。

 

 

 

もう一つ、普通にガラケー

 

当たり前だが、この時代(2004年)では携帯電話=ガラケーである。

二つ折りのガラケー、多分iモードとかのネット機能はほぼないか使っていない。

 

こんなシーンがあった。

「俺の代わりに○○にこのノート届けて!」と頼むのだが、頼まれた相手はその○○の家を知らない。

今の時代だったらラインで住所送るわ!とかなんとか言って、送られてきた住所をグーグルマップで調べるというのが一般的な流れだろう。

 

しかし、このシーンでは、「ちょっと待って、今地図描くから」と言っていた。

 

“地図描くから”

!!!!!

 

 

これは俗に言う“パワーワード”というやつに認定されかねない。

 

私がスマホを持ったのは大学3年生の終り頃で、周りと比べたら遅い方だったと記憶しているが、少なくとも大学1年生くらいまではガラケー利用者が大多数だった。

 

そのときってこんなふうだったっけかな~と自分の大学時代に思いを馳せてみた。

(全然思い出せなったのは秘密)

 

 

あと、着メロが妙にエモい。

あの独特な音色、、、


そして、これは時代どうこうではないが、

主題歌であるミスターチルドレンの「Sign」が毎回ドラマの最後に流れる。

1話目のそのイントロを聞いた瞬間鳥肌が立った。

 

ものすごい破壊力だ。

 

放送当時私は中学生だったようだが、若かった自分とそのころ友達と毎週このドラマの感想を言い合っていた空気感が鮮やかに(は言い過ぎだけど)蘇ってきた。

 

 

 

こんな体験をしてしまったら、他の昔のドラマも見たくなっちゃうじゃないか。

動画配信サイトのサブスクはもうこれ以上増やさないと誓ったが揺らいでしまいそうだ。

踏ん張らねば。

でもTSUTAYAにレンタルしに行ってしまいそうだ。

 


でも自分の趣味というか楽しみを見つけた?再発見した?気がしてうれしい。

 

また、他のドラマを見たら報告しようと思う。