最近の集中力のなさは異常である。
最近とは言ってもここ2年くらいがより悪化傾向にある。
まず、読書しようと本を開く。
2ページくらい進んだところでまったく違うことを考え出してしまう。
今日の夜何食べようかな、
今週末何しようかな、
そういえばこれ調べようと思ってたんだった!
などなど。
今考えなくてもいいようなことが次々と浮かんできてしまう。
本の内容がつまらなければそれもしょうがないだろうが、私が読む本は自分が読みたいと思って借りてきた本であり、現におもしろい本である。
ドラマを見ていても同じだ。
自分が積極的に鑑賞しようと思って見始めた今ホットなドラマ。「うん、確かに最近のドラマの中では断トツおもしろい!」と思うようなドラマでも途中でまったく関係のないことを考え出してしまう。
今日の株かはどんな感じかな。
秋の味覚のおいしそうな料理調べようかな。
最近っておもしろそうな映画やってたっけかな?
この時もちろんドラマの内容は頭に入って来ず、あれ?なんでこんな場面になってるんだろう?
ということで少し巻き戻して見直す。
見直している間にまた別の考えに神経が持っていかれる。
そんな繰り返しである。
自分の集中力のなさにうんざりする。
高校3年生の受験勉強をしているときが自分の集中力のピークだったことは大学生時代から感じていたことだが、衰えのスピードが速すぎて焦る。
なんなら記憶力もどんどん落ちている気がする。
このままでは何かに集中して楽しむ、趣味関連のことを覚えて人と語らうみたいなこともできなくなるのではないかと戦々恐々をしている。
そんなことになったら生きる楽しみがなくなるではないかと。
この集中力のなさはスマホ依存症の弊害の一つではないかとも思っている。
そんなような内容のネットニュースや本のタイトルを見かけたことがあるような気がする。
そうであるならスマホの使用を控えるべきであるが、今の私の楽しみはその小さい割にズシッと重量のある端末に詰まっているのである……
皮肉なことだ。(「皮肉」の使い方合ってる?)
「他のことを忘れて、時間を忘れて没頭できる何かがほしい。」
と、自分の集中力をあてにするより、他の楽しみが見つかる奇跡を信じる私なのでした。